新*今日の漢字* 「信」
昨夜から降った雨に外は濡れていましたが、今はお日様も出ています。
下の孫は幼稚園の遠足でアクアパーク品川という水族館へ出かけていきました。
では・・・
新*今日の漢字*
「信」 音読み シン 訓読み ---
画数 9画 部首 イ(にんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 人と言とを組み合わせた形。
言は口(さい(神への祈りの文である祝詞を入れる器の形))の上に、刑罰とし
て加える入れ墨の大きな針を置いて神に誓いをたてることばをいう。
神に誓いをたてた上で、人との間に約束したことを信という。
それで「まこと、まことにする」の意味となる。
また「しるし」の意味に用い、訊(じん)と通用して「たより、つかい」の意味
にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 人と言に従う。
言は誓言、神に誓うことばである。
[説文]三上 に「誠なり」という。
[穀梁伝(こくりょうでん)、僖(き)二十二年]に「言にして信ならざれば、何
を以てか言と爲さん」というように、もと盟誓の言をいう。
[書、君奭(くんせき)]に「天は信ずべからず」とあり、その語は周初の言として
は疑わしい。
卜文に信の字がなく、[説文]古文の字形も[魏石経(ぎせきけい)]と異なる。
信を強調することは[論語]に至ってみえ、[論語、顔淵(がんえん)]に政の大本
は、食と兵を充足し、民を信ぜしめることの三者にあるが、もしやむをえずその
政策を放棄するときは、先ず兵去り、次に食を去るも、信は政治の絶対条件であ
るとする孔子の語がみえる。
大ていの政治は、これを倒逆した形で行われている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「信」は本来「神に誓いをたてた上で、人との間に約束する」ことを言ったのですね。
そして、卜文にはその字形がなく、「信」を強調するのは孔子の論語に至ってみることが
できるようですね。
さて今日の一枚は・・・
先日兄嫁さんから頂き物だという鰹の生の半身をいただきました。
やっぱり鰹は土佐造りでしょ!ということで・・・
金属の串のない我が家は大きいフォークで刺してガス台の上であぶりました。
フォークなので裏側をあぶるときは一度フォークを抜いて刺しなおす作業をプラスしなけれ
ばいけませんが、美味しいもののためには手間はいといません。
主人と二人でたっぷりいただきました。
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