新*今日の漢字* 「清」
今日は今のところ良い天気です。
主人は自治会のお手伝いに、息子は仕事に、ママさんと内孫たちは最寄りの駅付近に遊びに
行きました。
では・・・
新*今日の漢字*
「清」 音読み セイ ショウ 訓読み きよ(い まる める)
画数 11画 部首 シ(さんずい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は淸に作り、音符は靑(せい(青))。
青は丹を材料として作られる青色であるが、その色調は清らかなもの。静かなも
のを感じさせるもので、[説文(せつもん)]十一上 に「朖(あき)らかなり。
澂(す)みたる水の皃(かたち(貌(かたち)))なり」という。
「水がすむ、すむ、すみとおる」の意味にを人の性質・心情などの上に移して、
「きよい、きよらか、きよめる、あきらか」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は青(せい(靑))。
[説文]十一上 に「朖(あき)らかなり。澂(す)みたる水の皃(かたち)なり」
とあり、清水をいう。
青は青丹、朖(ろう)は月明をいう字で、月光の青白い光をいう。
澂水(ちょうすい)は澱(よど)んだ淵の水の青さをいう。
その澂澈(ちょうてつ)を脱俗にたとえて、清逸・青閑といい、後漢末の党人と
宦官(かんがん)との抗争のとき、党人たちは清流と号した。
高尚の談論を清談、在野をもって終わるを清節という。
清静は道家のもっとも重んずるところで、[老子、第四十五章]に「淸靜を天下の正
と爲す」とみえる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「清」を構成する「青」は「丹を材料として作られる青色で、その色調は清らか」なので、
「清」は「水がすむ、すむ、すみとおる」意味となり、それを人の上に移して「きよい、
きよらか、きよめる、あきらか」の意味にとなったようですね。
さて今日の一枚は・・・
ブーゲンビリアの本当の花の部分が見えてきました。
赤紫の真ん中あたりに見えるものがつぼみです。
花が咲いたらまた写真をアップしますね。
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