新*今日の漢字* 「積」
今日は午後から雨かな?と思っていたのですが、
降り始めが早く、預かった外孫を公園に連れていけませんでした。
では・・・
新*今日の漢字*
「積」 音読み セキ 訓読み つ(む もる)
画数 16画 部首 禾
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は責(せき)。
責はもとの字はせき(上下に朿+貝)に作り、賦貢(ふこう(税))として納め
る物(貝)の上に印(しるし)の木(朿(し))をたてる形で、賦貢として納め
る財物をいう。
禾(か)はいね、穀物類。
賦貢として納める農作物を積という。
多くの積を集め積み上げて納入するので、「つむ、つみあげる、かさねる」の
意味となり、「たくわえ」の意味にも用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は責(せき)。
責の初文はせき(上下に朿+貝)で、賦徴として貢納するものをいう。
積は[説文]七上 に「聚(あつ)むるなり」とあり、農作物を積聚(せきしゅう)
する意。
[詩、周頌(しゅうしょう)、載芟(さいさん)]に「實りて其の積(つ)む有り
萬、億、及び秭(し)」とあり、委積(いし(貯蓄米))をいう。
せき(上下に̪朿+貝)は金文の[兮甲盤(けいこうばん)]に「四方のせき(上下に̪
朿+貝)」「其のはく(上下に白+貝)、其のせき(上下に̪朿+貝)、其の
進人(奴隷)其の貯」とあり、はく(上下に白+貝)は織物、せき(上下に̪朿+
貝)は積で農作物をいう。
のち引伸して積年・積善・積悪・積弊のように久しく重なる意に用い、また積極
のような語もある。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「積」は「税として納める農作物」をいうのですね。
収める物によって「はく(上下に白+貝)」「せき(上下に朿+貝)」「進人(奴隷)」と
分けていたのですね。
さて今日の一枚は・・・
かくれんぼシリーズです。
この中に昆虫がいます。
これは簡単ですね、中央付近にバッタがいますね。
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