新*今日の漢字* 「底」
今日はママさんが小学校の用事だったので、下の孫のお迎えに行く約束がありました。
昼過ぎに娘からメールがあり、病院へ行きたいので外孫を少しだけ預かって欲しい
と言ってきました。
少し時間がずれていたので、外孫を預かりに行き、その後下の孫を迎えに行きました。
帰りは外孫を挟んで私と下の孫三人が手をつないで歩きました。
幸せな時間ですね。
では・・・
新*今日の漢字*
「底」 音読み テイ 訓読み そこ
画数 8画 部首 广(まだれ)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は氐(てい)。
氐には把手のついた小さなナイフ(氏)で底を削って平らかにするの意味が
ある。
广(げん)は建物の屋根の形。
建物の底辺の平らかなところを底といい、「そこ」の意味となる。
[説文(せつもん)]九下 に「山居なり」とあるのは、おそらく「止居」の誤り
で、土地を平らかにし、屋根をかけて住むところの意味であろう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は氐(てい)。
广(げん)は建物の屋根の形。
氐は小刀で底を削って低平にする意である。
[説文]九下 に「山居なり」とあるのは「止居」の誤りとみられ、また「一に曰
く、下(ひく)きなり」は低の意。
氐には下を平らかにする意があり、設営のときに地を平らかにし、固めることを
いう。
それで安定・底滞などの意が生まれる。
唐(とう)・宋(そう)の詩に「なんぞ」という疑問副詞に用いる。
「何等のものぞ」の意を「等物」といい、その等が底に転じたものとみられる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「底」は「土地を平らかにし、屋根をかけて住むところ」の意味だったようですね。
さて今日の一枚は・・・
許可をとりまして、日頃入ることができない観智院のお庭からの五重塔です。
振り向いて襖(ふすま)の絵などを撮るのはNGです。
ちなみにこの観智院には宮本武蔵直筆の襖絵(ふすまえ)がありました。
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