新*今日の漢字* 「停」
午前中、家族はみな出かけ、猫はお昼寝タイムなので、家の中は静かです。
では・・・
新*今日の漢字*
「停」 音読み テイ 訓読み ---
画数 11画 部首 イ(にんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は亭(てい)。
亭は駅亭(宿場)の建物の形で、アーチ型の出入り門があり、宿舎と望楼(もの
みやぐら)とを兼ねた高い建物である。
漢代には十里ごとに一亭を置き、官吏の宿舎にも利用した。
亭に人が宿泊することを停といい、「とまる、とどまる、いこう」の意味に用い
る。
[説文新附(せつもんしんぷ)]八上 に「止(とど)まるなり」とある。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は亭(てい)。
亭に停留の意がある。
亭はもと駅亭。
古くは宿舎と候望(こうぼう(ものみ))を兼ねて、道路の要所に設けた。
[説文新附]八上 に「止(とど)まるなり」とあり、停止・停留・停滞の意に用い
る。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「停」に含まれる「亭」は「道に置かれた宿舎と物見やぐらを兼ねた建物の形」だったの
ですね。
そこに「にんべん」をつけて「亭に人が宿泊する」こととなり、「とまる、とどまる」の
意味になったようですね。
さて今日の一枚は・・・
右手前、石の苔のグリーンからの色とりどりの紅葉です。
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