新*今日の漢字* 「典」
今日は勤労感謝の日ですね。
お休みのひですが、上の孫の小学校では授業参観があるということで・・・
上の孫は当然、家族みんなで出かけていきました。
そして、主人は卓球へ・・・
私はと言えば・・・2週間近く痛かった腰痛が治りつつあり・・・
靴下も自分で履けるようになりましたが、ジムは来週からかな~と思っています。
では・・・
新*今日の漢字*
「典」 音読み テン 訓読み ---
画数 8画 部首 ハ(は)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 冊(册)と丌(き)とを組み合わせた形。
冊はもと柵の形であるが、竹簡・木簡(文字を書いた細長い竹や木の札(ふ
だ))を編んだ形が柵の形に似ているので、書物の意味に用いる。
丌は物置の台の形。
机の上に書物を置く形が典で、「ふみ、書物」の意味となる。
古代の書は手本とすべきものとして尊ばれたから、「のり(規則、おきて、手
本)のっとる(手本とする)」の意味に用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 冊(册)と丌(き)とに従う。
机上に書冊を置く形で。書冊の意。
[説文]五上 に「五帝の書なり。册の丌上に在るに從ふ。之(これ)をそん
(樽の木無し)閣するなり」という。
[左伝、昭十二年]に「三墳(ぷん)・五典・八索・九丘」の名がみえ、[周礼(しゅ
うらい)、春官、外史]に「三皇五帝の書を掌る」とあって、古帝王の書は特に尊
ばれたので、典尚という。
もっとも典尚とされたものは、先例旧典としての祝詞(のりと)や儀式の次第書
きであった。
[書、周書]の[五誥(ごこう)]の類が文献としては最も古いものである。
また先例典故としては、金文銘などもその資料とされたので、金文の[陳侯(ちん
こう)因し(上下に次+月)敦(たい)]に「世萬氏尊、永く典尚と爲(な)せ」
のようにいう。
・・・以下略・・・
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「典」は「机の上に書物を置く形」だったのですね。
古い書物の先例を尊んで手本としていたので「のっとる(手本にする)」の意味にも用いら
れるのですね。
子ども頃、近所に「典子ちゃん」が居まして、まじめで賢い友達でした。
その後、小学校の先生となり、定年後は学習塾を開いているそうで、名は体をを表している
のでしょうね。
さて今日の一枚は・・・
いろいろなものが映りこんでいますが・・・
先日外から家の中のキッチンへと移動したカクタスが満開となりました。
玄関に移動したカクタスはぼちぼち咲きだしたところです。
家の中の温度差なんでしょうね。
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