新*今日の漢字* 「熱」

昨日は実家で子どもの頃しか会ったことがない従兄弟(いとこ)に会いました。

子どもの頃遊びに行った田舎の話などで盛り上がりました。

では・・・

新*今日の漢字*

「熱」 音読み  ネツ    訓読み  あつ(い)

    画数   15画    部首  灬(れんが・れっか)

では常用字解で調べてみましょう。

  会意 埶(げい)と火(灬)とを組み合わせた形。

     埶は苗木を土に植えこむ形。

     苗木を植え、育てるには温熱(あたたかいこと)の時がよいという意味で、火を

     加えたものであろう。

     熱とはもと自然の温暖な気候をいう語であるらしく、[逸周書(いつしゅう

     しょ)、周祝解]に「天地の閒に さう(冫+倉(寒))熱(ねつ)有り」と

     ある。

     「あつい、あつさ、ねつ」の意味に用い、また熱心・熱中(一つの物ごとに精神

     を集中すること)、熱烈(感情がたかぶって激しいこと)のように使う。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  会意 埶と火(灬)とに従う。

     熱は[説文]三下 に正字を げい(埶の丸が丮)に作り、「種(う)うるなり」と

     あって、種芸のことを示す字。

     [説文]十上 に熱を「(シ+𥁕)なり」と訓し、埶声のじとするが、声が合わず、 

     会意とみるべきであろう。

     植木の繁茂には温熱のときがよろしく、熱とは自然の温暖なる気候をいう。

     [逸周書(いつしゅうしょ)、周祝解]に「天地の閒にさう(冫+倉(寒))熱

     (ねつ)有り」とは、寒暖の推移のあることをいう。

     それよりして[詩、大雅、桑柔(そうじゅう)]「誰(たれ)か能(よ)く熱きを

     執りて 逝(ここ)に以て濯(あら)はざらん」のように、温熱の意に用いる。

     [孟子、万章(ばんしょう)、上]「君に得ざれば、則ち熱中す」の中は心の意、

     [趙岐(ちょうき)注]に「熱中は心熱して恐懼するなり」とあって、体中に熱を

     感ずるような緊張した状態をいう。

     陶淵明(とうえんめい)の[形影神]の詩に「身沒して名も亦(また)盡きん 之

     (これ)を念(おも)へば五情熱す」、杜甫(とほ)の[衛八処士に贈る]の詩にも

     ・・・中略・・・

     断腸というのに近い語である。

     また熱心・熱烈のように用いる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「熱」はもともとは「自然の温暖なる気候」のことをいったようですね。

「あつい、あつさ、ねつ」の意味に用い、また熱心・熱中(一つの物ごとに精神を集中する

こと)、熱烈(感情がたかぶって激しいこと)のように使うのですね。




さて今日の一枚は・・・


ネットを検索していたら、「羽が生えたように軽くなる」の字が目に飛び込んできました。

姿勢も気になるお年頃なので、整体的な文言につられて本を購入してみたら・・・

ダイエット法だったのですね。

まずはダイエットより、まず姿勢を直したいな~から始めたいと思いますが・・・

よくしてしまう、積読(つんどく(本を積んでおくだけ))になりませんように。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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