新*今日の漢字* 「包」
今日は午前中は新年用の自治会の配布物の準備計400世帯分を振り分けました。
午後からは冬休み中の孫たちが遊びに来てYouTubeを見ていましたので・・・
こんな時間になりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「包」 音読み ホウ 訓読み つつ(む)
画数 5画 部首 勹
では常用字解で調べてみましょう。
象形 人の腹の中に胎児のいる形。
勹(ほう)は横から見た人の形。
巳(し)は胎児の形で、上部は頭の形であるから、常用漢字の字形のように己
(こ(直角に曲がった定規に似た道具の形))の形になると胎児の形でなくなっ
てしまう。
「はらむ(妊娠する)」の意味から「つつむ、いれる」の意味となる。
孕(よう(はらむ))は大きな腹の中に胎児がいる人を横から見た形であり、身
は妊娠している人を横から見た形である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 旧字は ほう(勹+巳)に作り、人の腹中に胎児のある形。
[説文]九上に「人の褱妊(くわいにん)する形に象る。巳(し)中に在り。
この未だ成らざる形に象る。元气(げんき)は子(ね)に起きる。
子は人の生まるるところなり」とし、なお以下に当時の俗説によって、包が巳に
従う所以(ゆゑん)を説いているが、この巳は十二支とは関係がない。
包・孕(よう)・身はみな懐妊の象形字である。
包蔵の意よりして、包括・包囲の意に用いる。
包に含まれる巳は腹中の子の象形であるから、楚の頭部をまるくして巳の形に
作るべきで、常用漢字のように定規に似た器具の形の己に作るべきではない。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「包」は「人の腹の中に胎児のいる形」を表していたのですね。
そして「はらむ(妊娠する)」の意味から「つつむ、いれる」の意味となるのですね。
そしてその意味から行くと「勹」の中が「己」ではなく「巳」でなくてはならないはずです
がいつの頃からか「己」となってしまっているのですね。
さて今日の一枚は・・・
末っ子猫のいちごが大きな枕に頭を乗せていました。
なにも、そこでなくても・・・と思ってしまいます。
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