新*今日の漢字* 「要」
今日は下の孫も通常通り幼稚園へ行き、日常生活が戻ってきました。
神奈川ではインフルエンザが大流行しているそうですが・・・
風邪をひいていると手術がしてもらえないそうで、マスクをして登園しました。
小さい子どもが風邪をひかないというのは大変なことだと思います。
では・・・
新*今日の漢字*
「要」 音読み ヨウ 訓読み かなめ い(る)
画数 9画 部首 覀
では常用字解で調べてみましょう。
象形 女子の腰骨の形。
「こし」をいう。
女子の腰骨(ようこつ)は発達が著しいので、下部を女の形とした。
𦥑の部分が骨盤の形である。
要は腰のもとの字である。
「こし」は人体の枢要(もっとも大切であること)な部分であるから、「かな
め、すべる」の意味に用いる。
領(くび)も人体の枢要な所であるから、合わせて要領(物事の最も大切な点)
という。
また邀(よう(むかえる、もとめる))と通じて、「むかえる、もとめる」の
意味にも用いる。
国語では「いる」とよみ、お金が要るのようにいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 女子の腰骨の形。
女子の腰骨は発達が著しいものであるから、下部を女に作る。
腰の初文。
[説文]三上 に「身の中なり。人の要(こし)に象(かたど)る」という。
𦥑(きょく)の部分は骨盤の形。
人体の最も枢要なる部分を要領といい、領はくび。
容量を保つとは命を全うすること。
重要・要約、また約束することを券要という。
金文の[散氏盤(さんしばん)]の銘末に「厥(そ)の左執(さしつ)えう(糸+上
下に襾+女)、史正仲農なり」という文書作成者の名をしるしており、
よう(糸+上下に襾+女)の字を用いている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「要」はもとは「腰」を表す字だったようですね。
「腰」は体の中で重要なところなので「首」を表す領とともに「要領(もっとも大切な
点)」を表していたのですね。
さて今日の一枚は・・・
11月のお会式に購入したランがまだ同じように咲いています。
ランってすごい力を持っているのですね。
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