新*今日の漢字* 「快」

今日は一人暮らしの姉が住む実家へ行ってこようと思います。

しっかり者なので3月2日の母の一周忌の準備も万端整い・・・

旅行好きの姉は来週中に長女の娘を連れて熱海へ、梅見やいちご狩りに出かけるそうです。

そして、5月だったか、6月だったか、9日間イギリスへ行くそうです。

では・・・

新*今日の漢字*

「快」 音読み   カイ     訓読み  こころよ(い)

    画数   7画     部首  りっしんべん

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は夬(かい)。

     夬はもと叏に作り、又(ゆう(手の形))で刃器をもつ形で、ものを 

     か(找の戈→夬)き取ることをいう。

     缶(ほとぎ(土器)を)か(找の戈→夬)き取ることを缼(けつ(かける))と

     いい、欠のもとの字である。

     できものなどをこれで切り取って病気が治り、心が「こころよい」状態になった

     ことを快という。

     愉とは、月(船の形で、盤)に余(手術刀)で膿血(のうけつ(うみしると

     血))を刺して写し取り、病気や傷が治って、心安らぐことをいう。

     愉快(楽しく気分がよいこと)とは、もと病気から解放されて、こころよいこと

     をいう。

     気持ちはよくなって物事を行う勢いが増すので、快走(速く走ること)・快足

     (足が速いこと)のように、「はやい」の意味にも用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は夬(かい)。

     [説文]十下 に「喜ぶなり」という。

     夬の初形は叏で、又(ゆう(て))で刃のあるものをもってものを絶つ形。

     古くは貝などを用いていたらしく、草切りをいう じょく(耒+辱)は蜃器(し

     んき)をもつ形である。

     鋭く切ることよりして、ことを決すること、速やかに定めること、またそのよう

     な心的状態をいう。

     ゆえに快意より快楽・快活・快適・快挙・快足などの義となる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「快」に含まれる「夬」はもと「叏」と書き、「手で刃物を持つ形」だったのですね。

なので「快」は「できものなどをこれで切り取って病気が治り、心が「こころよい」状態」

をいうのですね。

「気持ちがよくなって物事を行う勢いが増す」ので「はやい」という意味にも用いられるの

ですね。



今朝6時半頃の私の部屋から見た空です。

これから晴れるのかな?と思っていたのですが・・・

今は雲が広がっているようです。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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