新*今日の漢字* 「基」
今日はお餅を切って干しておいた、かき餅とあられを保存袋に入れて片づけました。
正直に言えば、ちょっと忘れていました、3週間ぐらい多めに干していたかも・・・
下の孫は昨日の診察で何でも食べてよいというお墨付きを頂き・・・
早速お菓子を買ってもらったようです。
1か月間よく我慢をしました。
では・・・
新*今日の漢字*
「基」 音読み キ 訓読み もと もとい
画数 11画 部首 土
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は其(き(四角形のちりとり)・丌(き(物を置く台)))を示す字で、四角
形のもの、また台座の意味がある。
それで土で壇を築いて建物の基礎(もとい。土台)・土壇とすることを基といい、
「もと、もとい」の意味となる。
其は音符であるが、方形のもの、また台座となるものという意味をも含んでいる。
建物の基壇に犠牲(犬などのいけにえ)を埋めてその土地を清め祓(はら)うこと
を奠基(てんき)という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は其(き)。
[説文]十三下 に「牆(しやう)の始なり」とするが、牆(かき)に限らず、すべ
て設営するものの基礎となるものをいう。
[詩、周頌(しゅうしょう)、昊天有成命(こうてんゆうせいめい)]に「夙夜
(しゅくや)、命を基(はか)ること宥密(いうみつ)なり」とあって、基本の
計画を定めることは、すべてことのはじめである。
[小雅、南山有台(なんざんゆうだい)]にも「邦家(国)の基(もとい)」の語が
あり、基とはその基本をいう。
其の初文丌(き)は台座の形。
土をもって構築する土壇を基という。
古くはそこに犠牲を埋めて、その土地を祓(はら)い清める定めであった。
それを奠基(てんき)という。
今の地鎮祭にあたる。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「基」に含まれる「其」は「音符ですが、方形のもの、また台座となるものという意味をも
含んでいる。」のですね。
土で土壇を作って建物の基礎(もとい。土台)・土壇とすることを「基(もと、もとい)」
というのですね。
確かに、地鎮祭のときに土で台を作って掘るまねごとをしますね。
中国の古い時代にはその下には犬などの犠牲が埋められていたのですね。
昨日庭の花たちに水やりに行ったら・・・
春に先駆けて咲く青い花「おおいぬのふぐり」が咲いていました。
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