新*今日の漢字* 「逆」

今日は地域の子ども会のいちご狩りです。

主人はお手伝いに行き、内孫はママさんと3人で、外孫も親子3人で参加します。

アッシー君(古い・・・)の私は家で待機という名のフリータイムを楽しんでいます。

では・・・

新*今日の漢字*

「逆」 音読み   ギャク    訓読み  さか さか(らう)

    画数    9画     部首  しんにょう

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は屰(ぎゃく)。

     屰は大(手足を広げて立つ人を正面から見た形)を逆さまにした形で、向こう

     から来る人を上から見た形。

     道を歩くという意味の辵(しんにょう)を加えた逆は、進むとは逆の方向で逆  

     (むか)えるの意味となる。

     のち、屰は大を逆さまにした形であるから、順逆(順序が正しいことと逆である

     こと)の意味に使い、すべて道理に反することを逆といい、「さからう、そむ

     く」の意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は屰(ぎゃく)。

     屰は向こうより人の来る形で、手足を広げて立つ人の正面形である大の倒形。

     それで逆(さかさま)の意と逆(むか)える意とが生まれる。

     周初の金文[令き(皀+殳)]に「用(もつ)て王の逆造(げきぞう(出入))に

     饗(きやう)す」、[宗周鐘(そうしゅうしょう)]に「來(きた)たりて卲(せ

     う(昭))王を逆(むか)ふ」とみえる。

     [説文]二下 に「迎ふるなり」とあり、こう(仰のイ(にんべん)無し)にもまた

     屰の意がある。

     また反対給付のことを[こつ(上下に爪+日)鼎(てい)]に「こつ(上下に爪+

     日)に逆付せず」のようにいう。

     道の順逆の意に用いるのは転義。

     正邪でいえばよこしま、時間の関係でいえばあらかじめ、また不遇を逆境とい

     う。

     旅館を逆旅というのは古い用法で、先秦(せんしん)の文にみえる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「逆」に含まれる「屰」は「大」を逆さまにした形だったのですね。

その「屰」に「道を歩くという意味の辵(しんにょう)」を加えた「逆」は「進とは逆の方

向で逆(むか)える」ということになるのですね。

のち、「屰は大を逆さまにした形」ということで、順逆(順序が正しいことと逆である

こと)の意味に使われ、すべての道理に反することを「逆」というのですね。


    


さて今日の一枚は・・・


下の孫が幼稚園からの帰り「いちごが逃げちゃった!」と涙をこぼしていたというので・・

慌ててカメラを向けると・・・遠くにこの姿が!

まあ、よくいるタイプのこげ茶のトラ猫なので・・・そっくりな野良ネコちゃんでした。

よく見れば、しっぽが少し短いかな~?

この時期は恋の季節なのでオス猫メス猫いろいろ通ります。


ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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