新*今日の漢字* 「群」
下の孫は明日が卒園式なので、通常登園は今日でさいごでしょうか。
惜しむかのように、延長保育に参加するそうです。
では・・・
新*今日の漢字*
「群」 音読み グン 訓読み む(れる れ) むら
画数 13画 部首 羊
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は君(くん)。
君は攈(くん(あつめる))と音が同じで、群れをなして集まるという意味が
ある。
攈はまた捃(くん)に作り、音符は君(くん)。
羊は群れを作って行動する習性があるので、羊の群れを群という。
これを人に移して、群衆(群がり集まった人びと)のようにいう。
さらに羊・人以外のものについても「むれる、むらがう、むれ」の意味に使う。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は君(くん)。
[説文]四上 に「輩(ともがら)なり」と訓するが、一団をなす群衆の意である。
[詩、小雅、無羊(むよう)]は牧場を開き祝う詩で、「三百、維(こ)れ群す」と
あり、また[小雅、吉日(きちじつ)]は狩猟を歌うもので、「或いは群し、或い
は友(した)しむ」の句があり、いずれも獣の群れることをいう。
羊や鹿には群集する習性があるので羊には群、鹿には 麕(きん)というような
字が生まれた。
これを人に移して、金文の[陳侯午敦(ちんこうごたい)]に「群諸侯(しょこ
う)」という語がある。
すべて多く群集する意に用いて、群雄・群臣・群衆・群言・群小、また群生・
群飛のようにいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「群」は字のごとく元は「羊の群れ」を言ったようですね。
それを人やそれ以外のものにもに移して「むれる、むらがう、むれ」の意味に使うのです
ね。
さて今日の一枚は・・・
特に何もない日は・・・末っ子猫のいちごです。
ちょっと暖かくなると・・・惜しげもなくお腹を上に向けてゴロ~ン ゴロ~ン
平和の象徴のような姿です。
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