新*今日の漢字* 「個」
今日は実家のお墓参りに行こうと思っています。
実家のお墓は実家の後は長姉の家で管理することになっていますので、私はお客さんなので
すが、じつは私が一番近いところに住んでいます。
バスと歩きで20~30分かけて行きます。
ではその前に・・・
新*今日の漢字*
「個」 音読み コ 訓読み ---
画数 10画 部首 イ(にんべん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は固(こ)。
固は固定した一定の形のもの。
個は相手のない片方だけのものをいい、「ひとつ、ひとり」の意味となる。
ものを数えるときにそえる語のの个(こ)・箇(か)と同じように、一個・二個
のように用いる。
唐代以後、真個(ほんとうに)・這個(しゃこ(この))のように接尾語のよう
に使う。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は固(こ)。
[玉篇]に「偏なり」というのは、相耦(ぐう)することのない、片方だけのものを
いう。
个(か)・箇(か)と同じように用いる。
古い用例はなく、副詞にそえて、韓愈(かんゆ)の[盆池、五首、一]の詩「老
翁、眞個(まこと(ほんとうに))兒童に似たり」のように用いる。
個人・個性のように用いるのは、みな新しい翻訳語である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「個」は「相手のいない片方のもの」をいい、「ひとつ、ひとり」の意味になるのですね。
また物を数える語として使われるのですね。
さらに慣れ親しんでいる、個人・個性のように用いるのは、新しい翻訳語だったのですね。
さて今日の一枚は・・・
写真のネタ切れだったので、私の必需品の眼鏡です。
手前から「字統」「常用字解」を見るときの必需品の拡大鏡です。
真ん中は通常生活で使うリーディンググラス?いえいえ、老眼鏡です。
一番後ろはこの季節特有の花粉よけ用の度の入っていない眼鏡です。
眼鏡の必要なかった若い頃が懐かしいです。
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