新*今日の漢字* 「護」
今日は朝から良い天気です。
昨日は実家のお墓参りの後、実家の姉と長姉の家族と昼食を共にしました。
いっぱい食べたので・・・
2Kmちょっと歩いて帰りました。
途中で、いつも気になっていた、小さいなパン屋さんと焼き鳥屋さんで買い物をして・・・
ハッピーな気持ちで帰宅しました。
では・・・
新*今日の漢字*
「護」 音読み ゴ 訓読み ---
画数 20画 部首 言
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は ご(護の旁のくさかんむりの横画中央部が無し)。
音符は かく(蒦のくさかんむりの横画中央部が無し)。
[説文]三上 に「救 し(示+見)するなり」とあって、監視し、守るという意味
がある。
かく(蒦のくさかんむりの横画中央部が無し)は萑(かん(みみずく))を又
(ゆう(手の形))に持って鳥占いをすることを示す字で、鳥占いで災いを祓
(はら)い、身を守ることを求める意味であろう。
それで護は「まもる」の意味となる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字はご(護の旁のくさかんむりの横画中央部が無し)に作り、声符はかく(蒦
のくさかんむりの横画中央部が無し)。
かく(蒦のくさかんむりの横画中央部が無し)に ご(魚+蒦)の声がある。
[説文]三上 に「救 し(示+見)するなり」とあり、[漢書(かんじょ)、李広
(りこう)伝、顔師古(がんしこ)注]「之(これ)を監視(示+見)するを謂
ふ」、[漢書、張良(ちょうりょう)伝、顔師古注]「之を保安するを謂ふ」という
ように、注意深く守護する意に用いる。
かく(蒦のくさかんむりの横画中央部が無し)は隹(とり)を手にとる形である
が、これは鳥占(とりうら)の意で、祝禱(しゅくとう)して鳥の様子を注視
し、占って護ることをいう。
もと軍事的な目的のもので、秦(しん)に護軍をおき、漢以後その軍官があっ
た。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「護」に含まれる「蒦」は「みみずくを手にもって鳥占いをする」ことのようですね。
「鳥占いで災いを祓い、身を守る」ことを求める意味があったようですね。
それで「護」は「まもる」の意味となるのですね。
さて今日の一枚は・・・
実家のお墓のある場所は近所では桜の名所です。
少し早いですが、ちらほらとソメイヨシノが咲き始めていました。
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