新*今日の漢字* 「再」
お手伝いも今日で最終です。
電話作戦も終わり、受付担当も今日は人がいるということで・・・
ちょっと、のんびり気分です。
夕方にお留守番に出かける予定です。
では・・・
新*今日の漢字*
「再」 音読み サイ 訓読み ふたた(び)
画数 6画 部首 冂(どうがまえ・けいがまえ)
では常用字解で調べてみましょう。
象形 組紐(くみひも)の形。
組紐を組むとき、その器具(冉(ぜん))の上下に一を加え、そこから折り返し
て、また組み続ける形であることを示す。
折り返すことから「ふたたび」の意味となる。
再び折り返して織るの意味から、「ふたつ」の意味ともなる。
冉を上下に組み合わせると冓(こう(くむ))となる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
象形 組紐(くみひも)の形。
組紐の上下に一を加えて、組紐を底から折り返す意を示す。
金文は下端に二を加える形で、その意を示す。
冉(ぜん)を持ち上げる形は爯(しょう)で、稱(しょう(称。織物の糸数、糸
の重さ))の初文。
組紐を上下につなぎ合わせた形は冓(こう)。
冉・再・爯・冓は一系の字である。
爯は布帛(ふはく)の重さを称(はか)る意であり、その布帛をものに架(か)
して折り返す、いわゆる摺畳(しょうじょう)の形が再であるとみることもでき
よう。
金文では[斉侯鎛(さいこうはく)]に「再拝」、[陳璋壺(ちんしょうこ)]に「再
び事に涖(のぞ)む」、また[ひゅう(厂+驫)羌鐘(きょうしょう)]に「廿又再
祀(いうさいし)」の語例がある。
字形は明らかに冓における組紐の形と同じであるから、その織法に関する字であ
る。
[説文]四下 に「一擧にして二なり。冓の省に從ふ」とするが、[説文]四下 は冓
を「材を交積する」形、また爯を「幷(あは)せて擧(あ)ぐるなり」としてお
り、この系統の字形把握が確かでない。
みな布帛に関する字である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「再」は組紐の器具「冉」に「一」を足した字だったのですね。
そして「一」を加えてそこから折り返して、また組み続ける形なので、「ふたたび」という
意味となり、折り返して織ることから「ふたつ」の意味になるのですね。
さて今日の一枚は・・・
期日前投票に行った帰り、二色の桜が川沿いに咲いていたのでパチリ!
桜はいいですね。
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