新*今日の漢字* 「雑」
今日も朝から外孫を預かりました、娘が帰宅したのが5時頃でしたが・・・
その後、孫が昼寝?をして7時半ごろに目が覚めて・・・
送って行ったら・・・こんな時間です。
明日も朝から仕事の予定でしたが、先方の都合で夕方からの仕事になりました。
では・・・
新*今日の漢字*
「雑」 音読み ザツ ゾウ 訓読み ーーー
画数 14画 部首 隹(ふるとり)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は雜に作り、分解すると衣と集とになる。
音符は集(しゅう)で、集(あつまる)の意味をも承ける字である。
衣を染めるのに、多くの種類の草木の染め汁を使ったので様々な色合いの衣がで
きた。
多くの色が集まりまじることを雑という。
それで雑はすべてのものについて「まじる」の意味となる。
雑多(いろいろ入りまじっていること)なものは価値のひくいものとされ、「い
やしい」の意味となる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は集(しゅう)。
[説文]八上 に「五彩相合するなり。衣に從ひ、集聲」(段注本)とあり、雑帛
(ざっぱく)をいう。
[周礼(しゅうらい)、春官、司常]に「雜帛を物と爲す」とあり、ものに呪飾
(じゅしょく)の意がある。
これを帯として、[礼記(らいき)、玉藻(ぎょくそう)]に雑帯に君は朱緑、大夫
は玄華、士は緇(し(黒))を用いるとみえる。
[詩、鄭風(ていふう)、女曰雞鳴(じょえつけいめい)]に「雜佩(ざつぱい)以
て之(これ)に贈(おく)らん」とあり、佩玉(はいぎょく)のことをいう。
もと色彩のある織物を組み合わせる意から、転じて佩玉や、他に組み合わせ、
混合したものをも雑といい、学にも雑学・雑識がある。
[尉繚子(うつりょうし)、治本]に「雜學は通儒と爲さず」の語がある。
雑記とは、雑砕のことをしるす意である。
すべて純に対して雑という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「雑」はもと「雜」と書かれていたようですね。
「衣を染めるのに、多くの色が集まりまじること」を言ったので「まじる」の意味となった
ようですね。
さて今日の一枚は・・・
柿畑の奥の方に一重のヤマブキが咲いていました。
手前のハナダイコン(ショカッサイ)との色合いが春らしくて好きです。
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