新*今日の漢字* 「酸」
今日は主人も以前働いていた会社のお手伝いにかけのんびり・・・
と思っていたのですが、午後から娘が仕事になったので、外孫を預かります。
忙しきことは良きことかなですね。
では・・・
新*今日の漢字*
「酸」 音読み サン 訓読み す(い)
画数 14画 部首 酉
では常用字解で調べてみましょう。
形声 [説文(せつもん)]十四下 に「酢(す)なり」とあり、酢の「すい」味をいう。
厳しい味のものであるから、酸寒(きわめて貧しいこと)・酸苦(つらい苦し
み)のように用い、味覚のほかにも、はなはだしく程度をこえて苦痛の状態を
いい、「くるしい、つらい、まずしい」の意味に用いる。
酸は五味(食物も五種の味)の一つであるが、酸のほかの苦(にがい)・甘(あ
まい)・辛(からい)もその意味を人の感情の上に移して使われる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は夋(しゅん)。
[説文]十四下 に「酢(す)なり」とみえ。五味の一。
また酸苦・酸鼻(さんび)・酸寒のように、悲苦・貧賤の意に用いる。
甘は甘美、苦は苦辛というように、五味はまた人の感情の上にも移して使われる
のである。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「酸」は五味の一つの「すい(すっぱい)」意味だったのですね。
私たちの年代は「すい」とはなかなか言いませんが・・・
姑たちはが食べ物で時間がたって味が変わったものを「すいけがきた」と言っていました。
方言かな?と単語として覚えましたが、「酸気(すいけ)」だったのでしょうね。
さて今日の一枚は・・・
「すい」つながりで・・・
野草の「スイバ」です。
葉をかむと酸味があり「酸い葉」が名前の由来らしいです。
こちらは食用になります。
葉も花も似た植物に「ギシギシ」という植物があります。
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