新*今日の漢字* 「識」
今日は先日予約を入れておいた、エコーと胃カメラの検査に行ってきました。
とりあえず一番心配された病気の可能性は無くなり・・・
大きな体の問題だけのようです。
一応血液検査もしたので、連休明けの金曜日に結果を聴きに行きたいと思います。
では・・・
新*今日の漢字*
「識」 音読み シキ 訓読み ---
画数 19画 部首 言
では常用字解で調べてみましょう。
形声 もとの字は(音の上の点が横画)に作り、音符は戠(しょく)。
戠は戈(ほこ)に飾りをつけた形で、標識(目印。しるし)とするの意味があっ
た。
赤色の帛(きぬ)きぬを飾りとしたらしく、火の燃えさかる様子を熾(し(さか
ん))といい、旗に付けるものを幟(し(のぼり))という。
標識によって識別して(見分けて)知ることができるから、識は「しるし、しる
す」のいみから、「しる、かわる」の意味となり、知識(知っている内容)・
見識(物事を正しく見通し、本質を見抜くすぐれた判断力)の意味ともなる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は戠(しょく)。
戠は戈(ほこ)に呪飾(じゅしょく)を加えた形で、標識とする意がある。
[説文]三上 に「常なり」、また「一に曰く、知るなり」という。
「常なり」とは、織文(しょくぶん)のある旗のことで、[説文]は旗旘(きし)・
旗常の意を字の正訓とし、識知を一曰の義とするのである。
戠 十二下は[説文]にその説解を欠く字であるかが、戈に呪符としての標識をつけ
ている形で、熾(し)・織の字がこれに従う。
人の認識すべきものであるから、識別・知識の意となる。
鐘鼎の類に施す銘文を款識(かんし)といい、誌(し)の音でよむことがある。
知識の意より識見・識量・識悟・識達・鑑識のように物を認識する能力をいう。
戠はまた戦功の かく(耳+或)・馘(かく)につけて、その功を記録するのを
職といい、識はその記録のこととも関係する。
旗旘の字は旘(幟(し))戦功を示すしるしである。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「識」に含まれる「戠」は「戈に呪飾を加えた形」で、標識のことだったようですね。
人が認識すべきものなので、識別・知識の意味となるようですね。
さて今日の一枚は・・・
冬の間全く花が咲かず心配していたスノーポール暖かくなって勢いを増し、
わがもの顔に咲き誇っています。
葉牡丹も花が咲きました。
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