新*今日の漢字* 「絶」
今日は木曜日なので外孫を預かりました。
夕方に寝てしまい、夜7時過ぎに帰りましたので・・・
いろいろ後ろにずれこんでこんな時間に書き込みです。
では・・・
新*今日の漢字*
「絶」 音読み ゼツ 訓読み た(える やす つ)
画数 12画 部首 糸
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は色(しょく)。
古くは ぜつ(上下に」+」で」の上に各2個 幺を横に並べる)に作り、織機に
かけた織りかけの糸を切断する形で、糸をたつ、糸がきれるの意味となる。
のちすべて「たつ、たえる、つきる」の意味となる。
絶にはもと色糸の意味もあったらしく、絶妙(はなはだすぐれていること)の
ようにいい、「はなはだ、このうえなく」の意味に用いる。
戦国時代(紀元前四世紀~前三世紀)の金文にはなお ぜつ(上下に」+」で
」の上に各2個 幺を横に並べる)の字形を使い、漢代の石碑に至って絶の字形が
みえる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は色(しょく)。
色に ぜい(月+色)の声がある。
[説文]十三上 に「斷絲なり。糸(べき)に從ひ、刀に從ひ、卩(せつ)に從ふ」
と会意とするが、色声とみてよい。
初文は[説文]が古文としてあげる ぜつ(上下に」+」で」の上に各2個 幺を横
に並べる)で、糸を断截(だんせつ)した形である。
絶はもと色糸の義で、絶妙・脆美(ぜいび)の意がある。
絶妙よりして絶無・絶高など、比類を絶する意となったものであろう。
漢碑(かんぴ)にすでに絶の字を用いている。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「絶」は「織機にかけた織りかけの糸を切断する形」だったのですね。
またもとは色糸だったらしく、絶妙などに使われているのですね。
そして、戦国時代(紀元前四世紀~前三世紀)には ぜつ(上下に」+」で」の上に各2個
幺を横に並べる)形で書かれ、漢碑には「絶」の字が用いられているのですね。
さて今日の一枚は・・・
シダ植物シリーズです。
中央の細い葉がシダ植物です。
一昨日のシダ植物とこれは、ここに嫁に来て初めてみました。
この場所は虫も鳥も動物も植物も大好きな私のワンダーランドです。
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