新*今日の漢字* 「銭」

今日は自宅で採れた梅を梅ジャムにしようと思います。

ただいま、傷を切り取って、水につけてアク抜き中です。

では・・・

新*今日の漢字*

「銭」 音読み  セン    訓読み  ぜに

    画数   14画    部首  金

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 もとの字は錢に作り、音符は戔(せん)。

     戔は細長い戈(ほこ)を重ねた形で、薄いものを積みかさねた状態をいう。

     銭は「銅貨、ぜに」の意味に用いるが、[説文]十四上 に「銚(すき)なり。古

     (いにしへ)の田器なり」とあるように、もとは農具の名であった。

     [詩経(しきょう)、周頌(しゅうしょう)、臣工]は神田の耕作を歌う詩で「乃

     (なんぢ)の錢鎛(せんぱく(すきと、くわ))を そな(广+寺)へよ(備え

     よ)」の句がある。

     のち銭貨(ぜに)の意味となる。

     はじめは小さな刀の形で、刀幣・刀布・刀貨といった。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 旧字は錢に作り、戔(せん)声。

     戔に薄くて重なるものの意がある。

     [説文]十四上 に「銚(すき)なり。古(いにしへ)の田器なり」とあり、[詩、

     周頌(しゅうしょう)、臣工(しんこう)]に「乃(なんぢ)銭鎛(せんぱく)を 

     そな(广+寺)へよ」とみえる。

     [管子、海王]に耕すものは耒(すき)・耜(すき)・銚を備えるとあり、銭は剗削

     (せんさく)のための器である。

     のち貨銭をその器の形に作るものがあり、通貨の名となった。

     小刀の形に作るものを刀幣という。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「銭」はもと「錢」と書かれ、「戔」は「細長い戈(ほこ)を重ねた形で、薄いものを積み

かさねた状態」を表していたようですね。

[説文]によると「銚(すき)」という農具の名だったようですね。

のちに、貨銭にその形に作るものがあり、通貨の名前となったのですね。


さて今日の一枚は・・・


アク抜き中のわが家の青梅です。

消毒はしないので、傷などがあり、包丁で切り取るので、梅ジャムにするのが無駄が少なく

て済みます。

今は水を切って、上から砂糖をまぶし待機中です。

これから火にかけて、ジャムします。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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