新*今日の漢字* 「務」
昨日の雨もやみ主人は来週の盆踊りの準備のために出かけました。
主人はその後遊びに出かけるので・・・
義兄の看病に出かける義姉の病院への送りは私が行きます。
昨夜は雨風も気になりましたが、3時頃地震もあり、よく眠れませんでした。
では・・・
新*今日の漢字*
「務」 音読み ム 訓読み つと(める まる)
画数 11画 部首 力
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は敄(ぶ)。
敄は矛(ぼう)と攴(ぼく(攵))とを組み合わせた形。
攴には打つの意味があり、矛(ほこ)をあげて人にせまり使いこなすの意味が
ある。
[玉篇(ぎょくへん)]に「強(つと)むるなり」という。
力(りょく)は耒(すき)の形であるから、農耕につとめることを務といい、
のちすべて「つとめる、はげむ、つとめ」の意味に用いる。
努・勉ももと農耕につとめることをいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は敄(ぶ)。
敄は矛(ほこ)を以て駆使する意。
[説文]十三下 に「趣くなり」とあり、[玄応音義(げんおうおんぎ)]に引いて
「趣くこと疾(すみ)やかなり」とする。
[爾雅(じが)、釈詁(しゃくこ)]や[玉篇]には「強むるなり」とあり、努めて
そのことに赴く意。
[淮南子(えなんじ)、脩務訓(しゅうむくん)]に「聖人は時の得難きを知りて、
務めて趣くべからしむ」というが、その義にあたる。
力は耒の象形であるから、務とは農事に時を失わず勉強する意。
勉もまた農事につとめることをいう語である。
古代においては農事は最も勉強努力を要することであった。
[国語、周語(しゅうご)]に「三時には農に務め、一時には武を講(なら)ふ」、
また[呂氏春秋(ろししゅんじゅう)、上農]に「先づ農民に務む」など農事につい
てこの字を用いることが多い。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「務」に含まれる「敄」は「矛(ほこ)で打つ」という意味だったのですね。
そこに「耒の形」の「力」を加えた「務」は「農耕につとめる」ことを表しているのです
ね。
さて今日の一枚は・・・
お待たせしました、これがミョウガの花です。
きれいですね、でも花が咲くとお店では売物にならないと思います。
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