新*今日の漢字* 「迷」
梅雨も明け暑い日が続くそうです。
熱中症だけは気を付けたいと思います。
では・・・
新*今日の漢字*
「迷」 音読み メイ 訓読み まよ(う)
画数 9画 部首 しんにょう
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は米(べい)。
[説文(せつもん)]二下 に「或(まど(惑))ふなり」とあり、[玉篇(ぎょくへ
ん)]に「亂(みだ)るるなり」とあって、惑乱する(まどい乱れる)ことをい
い、「まよう、まどう、みだれる」の意味に用いる。
[詩経(しきょう)、小雅、節南山]に「民をして迷はざらしむ」(もろ人(び
と)を導くべきだ)のように、古くから使う字である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は米(べい)。
[説文]二下 に「或(まど(惑))ふなり」とあり、[玉篇]に「亂るるなり」と
する。
[詩、小雅、節南山(なんせつざん)]「民をして迷はざらしむ」、また[書、無逸
(むいつ)]「殷(いん)王受(紂)の迷亂して酒德に よ(酉+凶)へるが若
(ごと)くすること無れ」、[書、梓材(しざい)]「迷民を和懌(わえき)し、
先後せしむ」など、古い用例がある。
詐(いつわ)って狂するもののように振舞うことを、迷陽(めいよう)という。
[荘子、人間世(にんげんせい)]に「迷陽迷陽、吾が行(みち)を傷(やぶ)るこ
と無れ」の語がある。
道に迷うこと、また生きかたを誤ることを迷途という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「迷」は[説文]頃と変わらず「まよう、まどう、みだれる」の意味に用いられるのですね。
また、古い時代から使われる字だったのですね。
さて今日の一枚は・・・
昨日のアゲハの続きです。
下の孫の肩にとまっていたアゲハを・・・
下の孫が学校で育ていて、家に持ち帰った朝顔に移してあげました。
落ち着いたのか、羽がしっかりするのを待っていたのか・・・
2~3時間後みんなの見ている前からパタパタと飛び立っていきました。
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