新*今日の漢字* 「拡」

今朝、無事にお盆様を主人と孫たちと一緒に送り出しました。

あとは午後、新しい冷蔵庫が届くのを待つばかりですが・・・

冷蔵庫の来る時間によって、義姉の送りの時間と重なると困るのですが・・・

どうでしょう・・・

では・・・

新*今日の漢字*

「拡」 音読み  カク    訓読み  ---

    画数  8画    部首  てへん

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 もとの字は擴に作り、音符は廣(こう(広))。

     広(ひろい)は形容詞であるが、手(手へん)を加えて動詞とし、そのために

     音が少し変化したのであろう。

     広は広く大きな建物をいう。

     それで拡は「広く大きくする、ひろめる」の意味の動詞として使う。

     こう(弓+黃)はひきしぼること。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

   形声 声符は広(廣)。

      広とは広屋をいう。

      [説文]には字を収めていない。

      広は形容詞であるが動詞に転用して音が変化し、入声(にっしょう)となり、

      拡大・拡充・拡張のように用いる。

      [孟子、公孫丑(こうそんちゅう)]に「凡そ我に四端有る者は、みな廣(くわ

      く)して之(これ)を充(み)たすことを知る」とみえる。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「拡」は形容詞の「広」に手へんを加えて動詞としたもののようですね。

その際に音も変化したようですね。

意味としては「広く大きくする、ひろめる」となります。

また、[説文]にはその字がみえないようで、少し新しい字のようですね。


字統に書かれている「入声」とは・・・

「古代中国語の声調(四声)のうち、音節末子音が内破音 [p̚]、[t̚]、[k̚] で構成され、短く

詰まって発音される音節を調類としたものをいう。・・・中略・・・現代中国語では方言に

よっては変化・消滅し、普通話では失われている。 」(Wikipedia より)


さて今日の一枚は・・・


私が嫁いで来る前から、わが家に在った恵比寿大黒の像です。

いつもは冷蔵庫の上に鎮座しているのですが、ただいまテーブルに避難中です。

11月頃だったでしょうか、尾頭付きをお供えする、恵比寿講があります。

下の孫がきれいに拭いてくれました。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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