新*今日の漢字* 「閣」

今日も暑いですが・・・

孫たちは幼稚園併設の体操クラブのキャンプへ出かけました・

キャンプといっても、幼稚園に泊まり、どこかへ遊びに行く形らしいです。

上の孫は2泊、下の孫は今日の夕方帰宅して、明日はお泊りだそうです。

では・・・

新*今日の漢字*

「閣」 音読み  カク    訓読み  ---

    画数   14画    部首  門

では常用字解で調べてみましょう。

  形声 音符は各(かく)。

     各には格のように、からまってものをさえぎる、止めるの意味がある。

     閣には門の両脇(りょうわき)に杭(くい)を立てて横木をわたし、通行を止め

     るの意味がある。

     高殿の構造の建物を、楼閣という。

     「たな、たかどの、ごてん」の意味に用いる。

(白川静 常用字解 平凡社)より

次に字統を調べてみました。

  形声 声符は各(かく)。

     [説文]十二 上に「扉を止(とど)むる所以(ゆゑん)なり」というのは、各に

     格止、さえぎりとどめる意があるとするものであろう。

     [爾雅(じが)、釈宮]には字を閎(こう)に作り、[郭璞(かくぼく)注]に「門

     の辟旁(へきぼう)の長橛(ちょうけつ)なり」とあって、扉をつける門柱の意

     とする。

     本義は架閣(かかく)。

     ものをかけわたす義で、そのような構造の建物、台閣・秘閣の類をいう。

     それで木を架した棚(たな)などもいい、[礼記(らいき)、内則]に「大夫、

     七十にして閣有り」とみえ、[鄭玄(じょうげん)注]に「板を以て之(これ)を

     爲(つく)り、食物を庋(お)くなり」とあって、茶棚の類である。

     閣道・架閣・庋閣(きかく(たな))などは、みな架して作るもので、四阿方丈

     の建物を阿閣といい、そこに書を蔵するを秘閣、その書を秘書という。

     近ごろ出土した中山(ちゅうざん)王墓の兆域図には、三層の台上に壮麗な

     楼閣風の建物があり、高明の聖域であることを示している。

(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より

「閣」はもと「門の両脇に杭を立てて横木をわたし、通行を止め」にする意味だったよう

ですね。

高殿の構造の建物を、楼閣といい、「たな、たかどの、ごてん」の意味に用いるのですね。




さて今日の一枚は・・・


毎朝猫の葉っぱを取りに前の柿畑に行くのですが・・・

葉っぱを取ろうと手を伸ばすとピョン!と飛んだものが!

中央やや右上のカキドオシの葉の上に小さなバッタがいるのが見えすか?

わが家の柿の木に続く柿畑を売る話がまとまったらしいので・・・

わが家の先の自然の姿ももうすぐ無くなってしまいます。

残念ですが、これも時代の流れなのでしょうね。

ケセラおばさんの日々是好日

今日の漢字での常用漢字が終わりましたので・・・ 元々大好きな、空や植物や動物を見つめて行こうと思います。

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