新*今日の漢字* 「看」
起きたときには降っていなかった雨ですが・・・
今は強くもなく、弱くもなく、普通に降り続いています。
今日は午後から、三回目の義兄の病状説明があります。
では・・・
新*今日の漢字*
「看」 音読み カン 訓読み ---
画数 9画 部首 目
では常用字解で調べてみましょう。
会意 手と目とを組み合わせた形。
目の上に手をかざしてものを「みる」の意味である。
「みる」とよむ字に、見・省・看・相・視(示+見)・診・察・監・覧(覽)・
瞻・観(觀)などの字があり、それぞれの見方がある。
看は手をかざして遠くを見る、また、しげしげと見るの意味である。
よく見て見ぬけよというときは看取せよ、見つくすことを看殺す、看破すと
いう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 手と目とに従う。
目の上に手をかざして望み見ることをいう。
[説文]四上 に「睎(み)るなり」とあり、望見する意。
経籍にはほとんど用例がなく、岑参(しんじん)「看る君が馬去って疾(は
や)きこと鳥の如くなるを」、高適(こうせき)「猶(はほ)布衣(ほい)の
看(かん)を作(な)す」、蘇軾(そしょく)「路人、老儒の看を作(な)す
こと莫(なか)れ」など、唐(とう)代・宋(そう)代の詩人に多く用いられ
る。
観・瞰と声義の通ずる字である。
看花は花見であるが、進士及第者には城内看花の俗があった。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「看」は「手と目とを組み合わせた形」で「手をかざしてものを見る」ことを表していたの
ですね。
「手をかざして遠くを見る、また、しげしげと見る」という意味に用いられるのですね。
さしずめ、よく使われる「看護」は「しげしげと見て守る」ということでしょうか。
「みる」とよむ字が「見・省・看・相・視・診・察・監・覧・瞻・観」と11個書かれていま
したが、これはいかに「みる」ということが大切だったかを物語っているようですね。
こちらは濃い色系の変わり咲きの日日草です。
そういえば・・・
嫁に来たての頃はシンプルな日日草を出荷していました。
普通の花は切って束ねて出荷しましたが、日日草は「引き抜いて」束ねて出荷しました。
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