新＊今日の漢字＊　「誤」

昨日、お嫁さんの実家の関係のおばあ様が亡くなったそうで・・・

昼から孫とママさんをどこかの駅まで送って行きます。

息子は会社から直接向かうそうです。

息子と孫たちは通夜のみ参加して、帰宅するそうです。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「誤」　音読み　　ゴ　　　　訓読み　　あやま（る）

　　　　画数　　14画　　　　部首　　言

では常用字解で調べてみましょう。

　　形声　音符は呉（ご（茣の草かんむり無し））。

　　　　　呉は口（さい（神への祈りの文である祝詞を入れる器の形））を掲げて、舞なが

　　　　　ら祈る人の形で、神を楽しませることをいう。

　　　　　熱心に舞い祈り、神がかりのうっとりした状態のなかで発することばは、正常で

　　　　　ない誤ったことばや誤らせることばが多いので、誤は「あやまる、あやまり」の

　　　　　意味となる。

（白川静　常用字解　平凡社）より

次に字統を調べてみました。

　　形声　声符は呉（ご（茣の草かんむり無し））。

　　　　　呉は巫女（ふじょ）が祝禱を収める器をささげて祈り、舞うてエクスタシーの

　　　　　状態にあることをいう。

　　　　　そのような状態のなかで発する語に、正常でないものが多く、[説文]三上　に

　　　　　「謬（あやま）りなり」という。

　　　　　謬（びゅう）は繆（もつ）れるという意をもつ語であり、あわせて誤謬（ごびゅ

　　　　　う）という。

　　　　　[荀子（じゅんし）、正論]に「是れ特（ただ）姦人（かんじん）の亂説に誤（ま

　　　　　ど）ひて、以て愚者を欺くなり」と迷誤の意に用い、それより後に文献例があ

　　　　　る。

（白川静　新訂　字統（普及版）　平凡社）より

「誤」に含まれる「呉」は「口（さい）を掲げて舞い祈る人の形」だったのですね。

その人が神がかっている時に言うことばは正常でないものが多いので「あやまる、あやま

り」の意味にとなったのですね。

字統の最後の所に[荀子]より後に「迷誤」の文献例がある、ということはそれ以前は文献例と

してはないということなのでしょうね。

さて今日の一枚は・・・

久々でしょうか、お姉さん猫のモモ13才です。

膝の上に乗ってきたところをパチリ！

元気なのですが、この夏の暑さのせいでしょうか、痩せてスマートになりました。

あらあら、いろいろなものが写り込んでいますね。