新＊今日の漢字＊　「砂」

久しぶりに月曜からいつもの一週間が始まった気がします。

そいうことで、みんなそれぞれぞれの場所へ出かけていきました。

では・・・

新＊今日の漢字＊

「砂」　音読み　サ　シャ　　　　訓読み　　すな

　　　　画数　　9画　　　　部首　　石

では常用字解で調べてみましょう。

　　象形　音符は少（しょう）。

　　　　　少には沙（さ（すな））・紗（さ（うすぎぬ））の音がある。

　　　　　少は小さな買いを紐（ひも）で綴（つづ）った形で、その小さな貝を　さ（瑣の

　　　　　王無し）という。

　　　　　小さな貝のようにやや粗（あら）い「すな」を砂といい、水辺の砂浜にある細か

　　　　　いすなを沙という。

　　　　　小さなものを連ねたものが少であるので、薄い絹織物を紗という。

（白川静　常用字解　平凡社）より

次に字統を調べてみました。

　　形声　声符は少（しょう）。

　　　　　少に沙（さ）・紗（さ）の声がある。

　　　　　沙は細沙。

　　　　　砂は砂石で、形のあるものをいう。

　　　　　[捜神記（そうしんき）]に雍州（ようしゅう）に神樹あり、年々祭費多く、武王が

　　　　　怒って兵をもって囲むと、砂を飛ばし石を走らせて、樹神は霹靂（へきれき）と

　　　　　ともに去ったという話がある。

　　　　　本草（ほんぞう）の薬名に多く用いられ、朱砂・丹沙・辰砂（しんさ）、その他

　　　　　明月砂・夜明砂（やめいさ）などの名がある。

　　　　　その鉱脈を砂床という。

（白川静　新訂　字統（普及版）　平凡社）より

「砂」に含まれる「少」は「小さな買いを紐（ひも）で綴（つづ）った形」だったのです

ね。

そして「砂」は少し粗い「すな」をいうのですね。

そしていわゆる「砂浜」の「すな」は本来「沙」と書かれていたようですね。

さて今日の一枚は・・・

昨日の統一美化の時に・・・

近所の大きな農家のお宅の元野菜の洗い場に咲いているきれいなスイレンを発見しました。

持ち主のご家族は「少し前はもっと咲いていたのよ」と言っていましたが・・・

3個でも咲いていて良かった！

ちなみにこの洗い場の排水溝の近くにはサワガニも棲んでいるそうです。