新*今日の漢字* 「済」
昨日から熱のある下の孫は昨晩40度を超える熱が出たそうで・・・
今朝は少し元気になりましたが、病院へ送って行きました。
そして、今日は外孫を預かります。
バタバタな1日になりそうです。
どこまで書けるかな?では・・・
新*今日の漢字*
「済」 音読み サイ す(む ます)
画数 11画 部首 氵(さんずい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 ここまででした。
お昼寝をしたので・・・続きです。
形声 もとの字は濟に作り、音符は齊(せい(斉))。
齊に齋(さい(斎))の音がある。
斉は神事に仕える婦人の髪に三本の簪(かんざし)を縦に通して髪飾りを整える
形で、整え終わるの意味がある。
済は水をわたってことが成るという意味から、成就(じょうじゅ(実現))す
る、「なる」の意味となる。
国語では「すむ、すます」とよみ、気が済む、借金を済ますのようにいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 旧字は濟に作り、声符は齊(せい(斉))。
[説文]十一上 にかわの川の名とするが、[爾雅(じが)、釈言]に「成るなり」と
あり、成就することをいう。
[左伝、僖(き)二十年]「人を以て欲に從ふときは、濟(な)ること鮮(すく)な
し」とあり、また[左伝、文十八年]「世ゝゝ其の凶を濟(な)す」という。
水をわたることを済度・済渡というが、それはまた人を救済することをも意味す
る語である。
字の初義は水を済ること。
それが人を救うこと、ことの成就する意ともなったのであろう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「済」はもと「濟」と書かれていたのですね。
また、「済」含まれる「斉」は「神事に仕える婦人の髪に三本の簪(かんざし)を縦に通し
て髪飾りを整える形で、整え終わる」という意味があり、「済」は「水をわたってことが成
る」意味から成就する「なる」の意味となるようですね。
日本では「すむ、すます」とよむのですね。
さて今日の一枚は・・・
買い物へ行ったときに近所の田んぼで白い花を見つけました。
そばの特徴的な葉の花で「オモダカ」というそうです。
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