新*今日の漢字* 「収」
今日も雨模様の寒い日となっています。
朝から内孫たちが遊びに来ています。
では・・・
新*今日の漢字*
「収」 音読み シュウ 音読み おさ(める まる)
画数 4画 部首 又
では常用字解で調べてみましょう。
会意 もとの字は收に作り、丩(きゅう)と攴(ぼく(攵))とを組み合わせた形。
丩は[説文]三上 に「相糾繚(あいきうれう)するなり」とあって、縄をより合わ
せるようにまきつけることをいう。
攴にはうつという意味があるから、縄をうち固め、強くまとめ、「おさめる」
ことを収という。
力を加えて引き締め、まとめることで、混乱した状態をうまくとりまとめておさ
めることを収拾という。
また収監(捕らえて刑務所に入れること)のように、「とらえる」の意味にも
用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 旧字は收に作り、丩(きゅう)と攴(ぼく(攵))とに従う。
丩は[説文]三上 に「相糾繚(あいきうれう)するなり」とあり、縄をなうように
まきつける意。
攴はそれを締める意。
[説文]三下 に「收は捕(と)るなり」と捕縛する意とするが、字は糾繚する意。
[詩、大雅、瞻卬(せんぎょう)]「此れ、宜しく罪無かるべきに 女(なんぢ)、
反(かへ)つて之(これ)を收(おさ)む」とは拘収をいう。
[儀礼(ぎらい)、士冠礼(しかんれい)、記]に「夏收」の語があり、冠の名で
髪をくくり包みこむ形式のものである。
すべてのものを収束することを収という。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「収」はもと「收」と書いて「縄をうち固め、強くまとめる」ことを表していたのですね。
「おさめる」、「とらえる」の意味に使われているのですね。
さて今日の一枚は・・・
下の孫が遊びに来たときは毎日日替わりでコース設定をします。
本日のコースは・・・
手前のくねくねが特徴だと思います。
右側の黄色い橋脚が伏見稲荷のように並ぶ中に東北新幹線「はやぶさ」が隠れています。
これもこだわりの一つです。
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