新*今日の漢字* 「障」
今日から主人は一泊二日の旅行へ出かけました。
では・・・
新*今日の漢字*
「障」 音読み ショウ 訓読み さわ(る)
画数 14画 部首 阝 (こざとへん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は章。
音符が章の字に しょう(章+阝 (ふさぐ))・しょう(土+章(ふせぐ))の
字があり、遮(さえぎ)る、ふせぐの意味がある。
ふ(𠂤にもう一つ口のようなものが付く形(阝 。元の字は縦画に上部が平ら
な三角が三個ついている形))は神が天に陟(のぼ)り降りするときに使う神の
梯(はしご)の形であるから、障は神聖な所をふせぎ守るの意味となる。
それで「へだてる、さえぎる」の意味となり、へだてるための「ついたて」、
さらに「さまたげ、さしつかえ」の意味に用いる。
国語では「さわる」とよみ、寝不足は体に障るのようにいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は章(しょう)。
[説文]十四下 に「隔(へだ)つるなり」とあり、障壁をなすことをいう。
[左伝、定十二年]の「保障」は堡障(ほしょう)の意。
しょう(章+阝 )もその声義は同じ。
障翳(しょうえい)・障扇はかざしに用いるもの、障子はもとものを隔てるため
の襖(ふすま)であった。
障は ふ(𠂤にもう一つ口のようなものが付く形(阝))、神の陟降(ちょくこ
う)する神梯(しんてい)の形に従う字であるから、本来は聖所を防ぎ守るため
のものであろう。
[説文]十三下 に しょう(土+章)があり、「擁(ふさ)ぐなり」とみえる。
他にも附と坿(ふ)など、両部に属する字の例が多い。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「障」に含まれる「阝」は神様が昇り降りする梯の形だったのですね。
もともとは「神聖な所をふせぎ守るの意味」だったようですね。
そして「へだてる、さえぎる」の意味となり、へだてるための「ついたて」、さらに「さま
たげ、さしつかえ」という意味に広がっていったようですね。
日本では「さわる」と読んで、「寝不足は体に障る」などのように使われるのですね。
さて今日の一枚は・・・
順番がめちゃくちゃですが、さばき途中の11匹のアジです。
一番大きい物は頭が付いていたら、いわゆる「尺越え(30cm以上)」でした。
その一番大きい物をのぞいて、三枚におろし、小骨も抜いてフライ用に仕立てました。
良い物から順番に2匹分ずつ義兄の家と娘の家に届けました。
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