新*今日の漢字* 「推」
今日は寒くなる前に・・・ということで・・・
外の出してある、多肉植物系の植木鉢を家の中に入れようと・・・
玄関回りの片づけと、玄関にあったものを床の間に移動させるために・・・
床の間も片づけました。
その後たまった段ボールと新聞紙もそれぞれ2個ずつまとめました。
ということで・・・午前中は終了しました。
では・・・
新*今日の漢字*
「推」 音読み スイ 訓読み お(す)
画数 11画 部首 扌(てへん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は隹(すい)。
隹は鳥の形。
唯・進・誰(すい)に含まれている隹は、鳥占いに用いるもので、推も鳥占い
と関係があろう。
鳥占いによってことを推測し(ある事をもとにして多分亘であろうと考える。
おしはかる)、推進する(ものを前方へおし進める。また、物事がはかどるよう
に努める)ことをいう。
「おす、すすめる、おしはかる」の意味に用いる。
唐代の詩人賈島(かとう)が「そう(僧の旧字体)じは推す月下の門」の句を作
ったとき、推(おす)を敲(こう(たたく))も改めた方がよいかどうか苦心
したので、詩や文の表現をよく練り直すことを推敲という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は隹(すい)。
隹は鳥の形。
隹に進・誰(すい)・唯(い)・雖(すい)など、鳥占いの俗を示す字がある。
推に推測・推察の意があるのも、その俗と関係があろう。
[説文]十二上 に「排するなり」と排推の意とするが、推知・推進が原義であろ
う。
鳥占によってことを決したものと思われる。
推排はむしろその引伸義。
唐の賈島(かとう)が「僧(旧字体)は推(お)す月下の門」の句を作ったと
き、推を敲(こう(たたく))とするかどうか苦心したという話から、推敲と
いう語が生まれた。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「推」のように「隹」の字が含まれる字は「鳥占い」に関係するものが多いようですね。
「推」は鳥占いによって「推測・推進」することをいうようですね。
「おす、すすめる、おしはかる」の意味となるのですね。
さて今日の一枚は・・・
玄関に置いてあったガーベラに花芽が付いていました。
以前にも花芽まではできたのですが、その後枯れてしまいました。
今度は咲いてくれるとよいのですが・・・
0コメント