新*今日の漢字* 「段」
朝から日差しの暖かい日曜日です。
内孫たちは朝から遊びに来ています。
では・・・
新*今日の漢字*
「段」 音読み ダン 訓読み ーーー
画数 9画 部首 殳(るまた ほこづくり)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 (段の左側)と殳(しゅ)とを組み合わせた形。
殳は杖のような長いほこを手に持つ形で、打つの意味がある。
(段の左側)は粗金(あらがね)の形で、粗金を打ってきたえることを段とい
い、段は鍛のもとの字である。
粗金の形は層をなしているので、層のあるもの、層に分かれているもの、「だ
ん」という。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 段石の形と殳(しゅ)とに従う。
鍛冶(たんや)の素材を打って、これを薄片とする形で、鍛の初文。
鍛冶を原義とする字である。
[説文]三下 に「物を椎(つい)するなり」とあり、椎(つち)でうち鍛(きた)
えることをいう。
[周礼(しゅうらい)、考工記、段氏]は鍛冶のことを掌掌(つかさど)る。
鄭(てい)の公孫段(こうそんだん)、字(あざな)は子石(しせき)。
名字相対し、段石の意に用いる。
分段の意があり、段階のように層々相連なるものをいう。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「段」は「粗金」を「殳で打って鍛える」形だったのですね。
粗金は層をなしているので、「層のあるもの、層に分かれているもの」を「だん」というの
ですね。
さて今日の一枚は・・・
今年もみかんが豊作?です。
右側に実がないのは昨年の台風で枝が揺さぶられて木が傾いてしまったので・・・
木を守るために太い枝を数本切ったため、花芽も切り落とされてしまったのです。
残った枝にたわわに実って良かったです。
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