新*今日の漢字* 「頂」
昨夜はふたご座流星群が観察できる日でした。
息子家族は暖かい飲み物を準備して、いつも花火を見るバルコニーへ出ました。
が、しかし、私は寝てしまったので、見れたかどうかは不明です。
では・・・
新*今日の漢字*
「頂」 音読み チョウ 訓読み いただ(く) いただき
画数 11画 部首 頁(おおがい、いちのかい)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は丁(ちょう)。
丁は釘(くぎ)の形で、古い字形は釘の頭の平面形である。
頁(けつ)は頭に儀礼用の帽子をつけて拝んでいる人のすがた。
それで身体の最上部を頂といい、「いただき」、頭頂(とうちょう(頭のてっぺ
ん。ずちょうともよむ))の平らかなの意味となる。
国語では「いただく」とよみ、ごちそうを頂く、雪を頂いた峰のようにいう。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は丁(ちょう)。
丁は釘(くぎ)の頭の平面形であるから、すべて頭頂の平らかなところをいう。
[説文]九上 に「顚(てん)なり」とする。
顚は顚倒の字であり、山頂ならば巓(てん)というべきであろう。
清(しん)朝の官吏は帽頂に珠玉をつけ、これによって九品の官位をあらわし
た。
その魂を頂子という。
頂上の一鍼(しん)とは、急所をとらえて戒めること。
頂戴(ちょうだい)・頂礼(ちょうらい)は、もと仏教徒の敬礼のしかたであっ
た。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「頂」に含まれる「丁」は釘の頭の平面形だったのですね。
そして「頁」はなんと、「頭に儀礼用の帽子をつけて拝んでいる人のすがた」だったのです
ね。
それで「身体の最上部を頂」といい、「平らかな意味」となるのですね。
また、日本では「いただく」とよんで「ごちそうを頂く、雪を頂いた峰」などというのです
ね。
さて今日の一枚は・・・
グロテスクですみません、昨日人生初のタコ釣りに行った主人が・・・
ビギナーズラックで釣り上げたタコを茹でました。
右前方の足2本はそのままぶつ切りにして美味しく頂きました。
今日は何を作りましょうかね。
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