新*今日の漢字* 「俳」
今日は主人は親戚のおせちに呼ばれ・・・
息子家族は下の孫が大好きな湘南モノレールに乗るために出かけ・・・
私は誰もいない隙に実家の姉へご挨拶へ出かけました。
他の誰も帰宅していないので・・・
もしかすると・・・
息子家族はよみうりランドのイルミネーションも見に行ったかもしれません。
では静かなうちに・・・
新*今日の漢字*
「俳」 音読み ハイ 訓読み ---
画数 9画 部首 亻
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は非(ひ)。
非に排(はい(おす))・徘(はい(さまよう))の音がある。
非はすき櫛(ぐし)の形で、両側に同じように細かい歯を刻んだくしの形で
ある。
[説文]八上 に「戲(たはむ)るるなり」とある。
それで二人並んで戯れを演じることを俳といい、「たわむれる、たわむれ、おど
け」の意味に用いる。
滑稽な動作をして舞い歌うわざおぎ(役者)を俳優という。
滑稽を主とする俳諧連歌の第一句(発句)が独立し、五・七・五の十七音節から
なる短詩が俳句である。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 声符は非(ひ)。
非に徘(はい)・排(はい)の声がある。
[説文]八上 に「戲るるなり」とあり、もと二人相戯れて演戯する意であろう。
[荀子(じゅんし)、王覇]に「俳優侏儒(はいいうじゅじゅ)」というように、
障害者たちが多くその役を演じた。
それで遊戯することを俳といい、その人を俳優という。
優は憂愁を原義とする字で、死者を葬るときその愁態を演ずる者である。
俳は俳諧で喜笑を主とし、優は悲劇を意味する字である。
わが国の俳諧は軽みを主とする付け合いの文学である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「俳」に含まれる「非」はもともとは「両方に歯のあるくしの形」だったようですね。
また、「俳」は[説文]には「戲るるなり」とあって、「二人並んで戯れを演じること」をいう
のですね。
そして、遊戯する人を「俳優」というのですね。
「俳」は喜笑を主として、「優」は悲劇を意味する字だったのは驚きでした。
さて今日の一枚は・・・
このこんもりとした景色がおそらく今年中には家・家・家の景色になると思います。
ここに住んでから約40年自然の営みを見せてくれてありがとう。
たぬき・ハクビシン・コゲラ・アオゲラ・コジュケイ・ウグイス・メジロ・オナガ・
ヒヨドリ・シジュウカラ・ガビチョウ・ムクドリ・・・・
柿の木一列だけ残るわが家の木に遊びに来てくれるかな~
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