新*今日の漢字* 「批」
今日から、孫たちも学校が始まりました。
下の孫は通級も始ますそうです。
息子は昨日帰宅して、今日は早々東北にある工場へ出張し・・・
明日はいったん出社してから九州の方へ出張だそうです。
主人は甥っ子の事務所開きだそうで、出かけていきました。
では・・・
新*今日の漢字*
「批」 音読み ヒ 訓読み ---
画数 7画 部首 扌(てへん)
では常用字解で調べてみましょう。
形声 音符は比(ひ)。
比にならぶ、くらべるの意味がある。
[説文(せつもん)]十二上 に ひ(媲の女→扌)を正字とする。
[春秋左氏伝(しゅんじゅうさしでん)、荘公十二年]に「批(う)ちて之(こ)れ
を殺す」とあり、強く「うつ」の意味に用いる。
批難とは欠点やあやまちを指摘して攻めとがめることをいう。
それで批判(善し悪(あ)しや可否について論ずること。また、小さなあやまち
などをことさらに責めること)・批正(批判して訂正すること)・批評(物事
の善悪などを評価して論じること)のように使う。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
形声 正字は ひ(媲の女→扌)に作り、ひ(媲の女無し)声。
批はその俗体で、比(ひ)声。
いずれも擬声語的な語である。
[説文]十二上 に「手を反(かへ)して撃つなり」とあり、平手うちすることを
いう。
[左伝、荘十二年]「批(う)ちて之(これ)を殺す」のように、強く批(う)つ
ことをいう。
排と通じて用いる。
批難とは。欠陥を糾問(きゅうもん)する意。
それで批判・批正の意となり、臣下の表奏を天子が許可することを、批准(ひ
じゅん)という。
准は準が正字であるが、准を慣用する。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「批」は強く「うつ」の意味に用いられるのですね。
批難・批判など欠点やあやまちなど指摘してを責めたり、批正は批判して訂正したり、
批評は物事の善悪などを評価して論じるのように使われるのですね。
さて今日の一枚は・・・
孫たちが学校へ行って、のんびりムードでお昼寝中の末っ子猫のいちごです。
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