新*今日の漢字* 「郵」
今日は右腕を骨折したお隣さんに頼まれて、ドラッグストアーへ買い物へいきました。
では・・・
新*今日の漢字*
「郵」 音読み ユウ 訓読み ーーー
画数 11画 部首 阝(おおざと)
では常用字解で調べてみましょう。
会意 垂(すい)と邑(ゆう)とを組み合わせた形。
垂は草木の花や葉が垂れ下がる形で、辺陲(へんすい(辺境))の地をいう。
[説文(せつもん)]六下 に「境上に書を行(や)るの舍(しゃ)なり」とあり、
辺境に文書を送るための「宿場」をいう。
辺境への通路に駅舎(宿場の建物)をおくことを置郵といい、その駅舎で旅券
などを確認した。
いま郵便(手紙・葉書や小包などを伝達する制度)・郵送(郵便で送ること)・
郵券(郵便切手のこと)のように用いる。
(白川静 常用字解 平凡社)より
次に字統を調べてみました。
会意 垂(すい)と邑(ゆう)とに従う。
垂は辺陲(へんすい(辺境))の意。
[説文]六下 に「境上に書を行(や)るの舍なり」とし、「垂は邊なり」という。
書とは伝書。
辺境への通路の経過するところに駅舎をおくことを、置郵という。
[孟子、公孫丑(こうそんちゅう)、上]に「德の流行するは、置郵して命を傳ふる
よりも速やかなり」とみえる。
近出の[鄂君啓節(がくくんけいせつ)]に水路・陸路の経過するところをしるして
おり、そこに駅舎などがあった。
字は尤(ゆう)に仮借(かしゃ)し、[詩、小雅、賓之初筵(ひんししょえん)]
にその酔態を歌いあげたのち、「其の郵(とが)を知らず」とあり、郵とは、
尤過の意である。
(白川静 新訂 字統(普及版) 平凡社)より
「郵」は「草木の垂れさがる形」の「垂」と「城邑など」を示す「邑(阝)」を組み合わ
せた形なのですね。
そして「垂」は「辺陲(辺境)」の意味となるのですね。
もともとは辺境への通路に宿場の建物(駅舎)をおくことを置郵といい、その駅舎で旅券
などを確認したようですね。
そして今は郵便・郵送・郵券(切手)のように用いるですね。
さて今日の一枚は・・・
頂き物のヒヤシンスが色とりどり、花の量もいろいろですが、それぞれ一生懸命に咲いてい
ます。
花の数的には一番左側の下の孫のピンクが一番ですね。
そうそう、いろいろゆっくり成長している下の孫が漢字のテストで84点だったとママさんが
喜んでいました。
特に教えていないのですが、このまま漢字好きで育ったくれるとうれしいです。
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